Windows 10は年2回、Windows 11は年1回の機能アップデートが配信され、1909や21H2といった細かなバージョンが存在します。その他、毎月数回品質アップデートが配信されています。これらの更新をどのように適用するかは貴社の設定次第ですが、累積更新プログラムやWindows Update適用後にマテリアライズソフトウェアが起動しなくなったという報告があります。
様々なケースがありますが、発生頻度の高い現象と対処法を下記の通り紹介します。
累積更新プログラム
累積更新プログラムは品質アップデートのひとつですが、インストール後は必ずPCを再起動する必要があります。累積更新プログラムではない場合も、PC終了時あるいはPC再起動後に更新が適用される(=再起動の待機状態)こともあります。
まずはPCを再起動(ログオフだけでは不可です)していただき、マテリアライズソフトウェアの起動をお試しください。
システムID/Computer IDが強制的に変わった
Windows Update適用前と後でシステムID /Computer IDが変わっていないか確認してください。もしも変わっている場合は、既に登録されているライセンスを無効なライセンスとして認識する場合があるため、結果的に起動しない要因になります。
こちらのリンク先の(3)(5)についてをご参照ください。
ライセンスサーバーが動作していない
ローカル及びフローティングライセンスサーバーはWindowsのサービスとして動作します。サービスはWindowsの開始と共に自動的に動作を開始しますが、停止(自動で開始されていない)していたり、動作しているように見えるが実は停止している、といったことがあります。
ローカルライセンスはこちら、フローティングライセンスはこちらをご参照いただき、ライセンスサーバーを再起動のうえ、マテリアライズソフトウェアの起動をお試しください。
これらのうちのどれにも該当しない場合は、お手数おかけいたしますが技術サポート窓口まで、ご状況の詳細情報と共にお問い合わせください。