複数台のMagicsでマイマシンを共有したい

Update: 2022.08.29

⚠ BPのユーザー様

本手順ではなくNetworkで3Dプリンタを追加するをご参照ください。

 

⚠ e-Stageのユーザー様

e-Stage パラメータを共有する もご参照いただき、併せて設定してください

 

 

マシンファイル(*.mmcf)にはSG/SG+のサポートのカスタム設定等が格納されますが、デフォルトではローカルストレージに保存されるため、そのPCのMagicsでしか使うことができません。

しかしながらライセンス形態を問わず複数台のMagicsが存在する場合、マイマシンを共有することで複数のMagicsを同じ設定にすることができます。

利点

  • ひとつの設定を共有しているため設定の更新漏れがない。

注意点

  • 貴社のネットワークやセキュリティの設定によるが、共有しているファイルをMagicsが読み込めず動作が不安定になる可能性がある。
  • マシンファイルへの変更は即反映されるため、仮に使用者の誰かが誤ってマシンファイルに変更を加えてしまうと、全使用者に影響が出る。これを防ぐには特定ユーザーアカウントからのファイルやフォルダへのアクセス権を変更する等、システム側の設定で制限を掛ける必要がある。

 

手順

  1. マスターにするMagicsで設定を済ませる。

     
  2. マスターのMagicsがインストールされているPC の下記フォルダを、どのMagicsからでも読み書きできる共有サーバーの共有フォルダ などにコピー。
    C:\ProgramData\Materialise\Magics\My Machines

     
  3. 対象の全てのMagicsのリボンから オプション&ヘルプ > 動作設定 > ファイル入力/出力 > 作業フォルダ > マイ マシン フォルダ を選択し、本手順(2)の共有サーバーのMy Machinesを指定。

     
  4. OKをクリックして設定画面を閉じ、一旦Magics を終了。

     
  5. 再度Magics を起動すると設定が反映されます。

 

共有フォルダを参照しているMagicsからプロファイル出力で保存したプロファイル(*.mpf)をプロファイル入力で復元する際、「出力元と同じパスに保存」オプションを選択すると、その共有サーバー上に設定を復元しようとします。

同じ共有サーバーあるいは同じネットワークパスを持つ共有サーバーが存在する場合は問題にはなりませんが、共有サーバーの名前やネットワークパスが変わった、あるいは存在しない場合には復元することができません。その場合は該当フォルダそのものをコピーして保存するなど、別途バックアップをしてください。

 

 

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