この記事はMagics 27および28に適用されます。
厚みのないサポートへの厚み付けは、いくつかのジオメトリに対して開いた輪郭を作成する可能性があります。そしてそれは、いくつかのBuild Processor(Concept Laser 1.2、Sodick 1.0、Additive Industries 2.6)で、サポートの空のスライスを作成する可能性に繋がります。
解決策:
サポートを再生成する
Magics 28.02以降のバージョンでは、厚みのないサポートに厚みを付ける際に開いた輪郭を作成してしまうという問題が修正されています。
Magics 28.01以前のバージョンで生成された厚みのあるサポートを含むプラットフォームは、Magics 28.02以降のバージョンに読み込み、SGモードで対象サポートに対して2Dと3D表示更新を実行し、サポートを再生成してください。この操作により、開いた輪郭の問題を解決する可能性が高いです。
※ 多くのケースはこの方法で解消します。まずはこの方法をお試しください。
Maximum Gap Sizeに、より大きな値を設定する
BPのProfile Editorで、Maximum Gap Size(あるいはMax. Gap Size)の値を増やしてください。値を増やすことで、厚みを付けた厚みのないサポートの開いた輪郭によって生じるギャップを埋めやすくなります。
多くのBPでは、下記のような箇所に設定項目があります。
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Concept Laser Build Processor
Edit Profiles > Slicing > Fixing Options > Gap Fill > Enabled > Maximum Gap Size
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Sodick Build Processor
Profile Editor > Slice Profile > Fixing Options > Gap Filling > Max. Gap Size
回避策
Magicsで厚みを付けたサポートを修正する
マシンプロパティで、厚みを付けたサポートをSTLに変換するよう設定します。その後、SGモードを終了する際に、パーツ修正情報で平面穴をエラーチェックし、厚みを付けたサポートのSTLを修正してください。
※ まずは先述の解決策をお試しください。