Ansys Simulation

 

Ansys Simulationは、Materialise Magicsのモジュールのうちのひとつであり、金属AMの製造プロセスをシミュレーションすることで、プリントするパーツの品質を向上させ、プリント中のエラーを減少させることを可能にします。

Ansys社の定評あるシミュレーション技術とMaterialiseのAMに関する知識を組み合わせることで、金属AMに特化した強力なソリューションを提供します。

 

Ansys Simulation 4.4

Ansys Simulation 4.4 には、材料特性エディタと、より柔軟に設定できる補正設定が含まれており、Synopsys の一部である Ansys が提供する最新のシミュレーションエンジンを使って、シミュレーションジョブを実行することができます。

 ビルドバージョン  4.4.0.31
 リリース日  2026年6月15日
 リリースの対象

 リリース日の時点で契約が有効な全てのAnsys Simulationライセンス

 ※ Basicライセンスは全てのMagicsライセンスでお使いいただけます

 システム要件  組み合わせるMagicsに準拠
 概要  新機能
  • 設定のマテリアルプロファイルエディタから、材料特性を編集することができます。
  • 補正は、最後のビルドアップ工程(熱処理を含むプロセス)に基づいて行うことができます。
  • シミュレーションエラーが発生した場合は、関連するすべてのログファイルをアーカイブ(.zip)して、カスタマーサポートへの報告や連絡をしやすくできます。
 不具合修正
  • ジョブ停止時のステータス
  • 補正設定のデフォルト値を修正
  • ジョブ進捗率の上限を設定
 リリースノート  英語版
 
 

4.3

Ansys Simulation 4.3 には、Ansys ソフトウェアスイートと連携してデータを転送し、シミュレーションジョブを実行するための、より多くの方法が含まれています。これは、プロフェッショナルなシミュレーションユーザー向けの機能強化であり、Simulation Module 4 が Synopsys の一部である Ansys社 によって提供されるシミュレーションエンジンを使用していることから、専門的なワークフローとの統合をさらに進める一歩です。

 ビルドバージョン  4.3.0.45
 リリース日  2026年03月12日
 リリースの対象

 リリース日の時点で契約が有効な全てのAnsys Simulationライセンス

 ※ Basicライセンスは全てのMagicsライセンスでお使いいただけます

 システム要件  組み合わせるMagicsに準拠
 概要  新機能
  • シミュレーション設定において、カスタム補正(メッシュの再ファセット化)に関する設定が追加されました
  • Ansys Workbench / Mechanical を使用してシミュレーションジョブを実行する機能が追加されました
    (※ Ansys社のソフトウェアは別途インストールが必要)
 不具合修正
  • 演算子が不足していることによって、ポストプロセスが失敗する問題が発生しなくなりました
  • キャリブレーション時に、公差設定がリセットされなくなりました
  • インストーラーにおけるサイレントインストールコマンドの不具合が修正されました
  • ローカル名が不正な場合にソルバーで発生していた問題が解決されました(UTF-8 をサポートする Windows 10 が必要です)
 リリースノート  日本語版英語版
 
 

4.2

Ansys Simulation 4.2は、Ansys社によって提供される信頼性の高いソルバー技術を搭載したシミュレーションエンジンを基盤に、シミュレーション結果をより簡単に解釈できる機能を追加したSimulation Module 4をベースとしています。

ビルドバージョン:4.2.0

リリース日:2025年5月15日

対象:2025年05月15日の時点でサブスクリプション/保守契約が有効な、すべてのAnsys Simulationユーザー
   ※ Basicライセンスは、全てのMagicsユーザーでお使いいただけます

システム要件:組み合わせるMagicsに準拠

新機能紹介

新機能:

  • 新しい推奨評価範囲により、シミュレーション結果をより簡単に評価できるようになりました。カスタム許容値プリセットを考慮したデフォルトの視覚化を提供します
  • 範囲外の色を上限値と下限値で個別に設定できるようになりました
  • 選択した部品やサポートをAnsys Workbench/Mechanicalに転送する機能を追加しました
    (※ Ansys社のソフトウェアは別途インストールが必要)

不具合修正:

  • インストール後の再起動が不要になりました
  • ボクセルサイズの推定をキャンセルできるようになりました
  • AMD社製のCPU向けの、適切なライブラリを統合しました

リリースノート日本語版英語版

 
 

4.1.1

ビルドバージョン:4.1.1、4.1.0

対象:2025年03月18日の時点でサブスクリプション/保守契約が有効な、すべてのAnsys Simulationユーザー
   ※ Basicライセンスは、全てのMagicsユーザーでお使いいただけます

システム要件:組み合わせるMagicsに準拠

リリースノート英語版

※ AMD社製CPUでお使いの場合は技術サポート窓口にお問い合わせいただくか、もしくはMagics Simulation 4.2をお使いください。

 
 

4.01

Ansys Simulation 4.01のインストールプログラムの配布は完了しました。

ビルドバージョン:4.0.1.1

対象:2024年06月25日の時点で保守契約が有効な、すべてのAnsys Simulationユーザー

システム要件:組み合わせるMagicsに準拠

リリースノート英語版

新機能紹介

  • ANSYS社製のソルバーを搭載し、ANSYSの材料特性が利用可能になりました。
  • フル機能のPremiumライセンス(有償)に加え、全てのMagicsユーザー様にお使いいただけるBasicライセンスを設定しました。
  • Basicライセンスでは、金属パウダーベッドフュージョンの3Dプリントプロセスによるパーツ全体の変位を、ボクセル化および未較正で視覚化することができます。
 
 

Magicsとの互換性

Ansys Simulation 4.x は、公式には Magics 28.x 以降のみをサポートしています。

  • Basic simulation は Magics 28.01 以降でのみ利用可能です。
  • サポートされている組み合わせは、下の表で緑色で示されています。
  3.x 4.0 4.0.1 4.1.0 4.1.1 4.2

4.3

4.4

Magics 25.x            

 

 

Magics 26.x            

 

 

Magics 27.x            

 

 

Magics 28.0            

 

 

Magics 28.01            

 

 

Magics 29.x            

 

 

Magics 30.x            

 

 

 
 

 

PDFマニュアル

  Basic Premium
簡易使い方ガイド 日本語
ユーザーマニュアル --- 日本語 4.3英語 4.3
キャリブレーションマニュアル --- 日本語 4.3英語 4.3
 
 

ライセンス毎の機能比較表

  Basic Premium
変形予測のカラーマップ表示 △ (ボクセル表示のみ) ◯ (3D表示も可能)
  造形直後とサポート除去後
  変形予測に基づく3Dモデルの変形 ---
  積層過程の変形の推移 ---
  収縮線 ---
造形失敗(破断)リスクの予測 ---
  リコーター干渉リスク ---
  応力、歪み ---
固有歪み値のキャリブレーション ---
逆変形モデルの生成 ---
  サポートも追従して変形 ---
温度の履歴 ---
  オーバーヒートのリスク ---
使用可能なCPUコアの数 4 6
 
 

 

🔽 よくある質問と回答

Q1: Ansys Simulation 4.4は、それ以前のバージョンのAnsys Simulation 4.xと併用することはできますか?

A1: できません。ひとつのPCにインストールできるAnsys Simulationのバージョンは、常にひとつのみです。

 

Q2: Ansys Simulation 4.4は、バージョン3以前のMagics Simulationと併用することはできますか?

A2: できません。インストール時にバージョン3以前のMagics Simulation(インストールされているアプリ名:Materialise Magics Simulation)は削除されます。ひとつのPCにインストールできるMagics Simulationのバージョンは、常にひとつのみです。

 

Basic ライセンスでは何が利用できますか?

機械シミュレーション(横等方性の inherent-strains を使用)を利用できます。表示されるのは、造形後およびサポート除去後の、ボクセルメッシュ上の総変位のみです。計算は最大 4 コアまで対応しています。

 

Premium ライセンスでは何が利用できますか?

すべての機能を利用できます。内容は、機械・熱・補正シミュレーション(異方性 inherent-strains も可能)、変位成分、変形後の部品形状、層ごとの変化、シュリンクライン発生リスク、ビルド失敗リスク、リコーター接触リスク、応力、ひずみ、inherent-strain 校正、事前変形、温度履歴、過熱リスク、そして最大 6 コア並列計算です。

 

なぜ calibration の進行状況が 0% から 100% へ何度も繰り返されるのですか?

測定された変形に最も合う最適な inherent-strain 値を見つけるために、calibration が複数回反復されることがあるためです。

 

実行中のジョブを開くことはできますか?

現在はできません。

 

ジョブが失敗した場合はどうすればよいですか?

最も簡単なのは、別の(より小さい)ボクセルサイズを試すことです。

 

calibration ジョブが失敗した場合はどうすればよいですか?

実際には失敗していないことが多く、単に測定値に十分一致する inherent-strain 値を見つけられなかっただけの可能性があります。“_CalibrationResults.json” にある最後に見つかった中間結果を新しい初期値として使って再度 calibration を行うか、材料特性を調整してください。

 

compensation ジョブが失敗した場合はどうすればよいですか?

まず、別の compensation メッシュ設定を試してください。たとえば mesh min curvature > 1 mm などです。

 

どのボクセルサイズを選ぶのが最適ですか?

一般的な目安として、ボクセルサイズが小さいほど結果はより正確になります(マニュアル参照)。注目したい細部より大きくならない最大ボクセルサイズを考慮することが推奨されます。理想的には、注目する最小形状を 2~3 個のボクセルで表現できるのが望ましいです。ただし、何百万ものボクセルでシミュレーションを実行する前に、計算時間と結果品質の感覚をつかむため、段階的にサイズを小さくしていく方がよいです。

 

古いプロファイルは使えますか?

古いプロファイルの使用は推奨されません。材料特性が変更されており(3.0 から 4.0 へ変更され、さらに 4.0.1 では 316L、Ni-Alloy 718、Ni-Alloy 625、Co-Cr について性能向上のためにわずかに調整されています)、校正済みの inherent-strain 値が測定値に合わなくなっている可能性があるためです。これに該当する場合は、一度再校正してください。

 

デフォルトプロファイルが重複して見えます。どちらを使えばよいですか?

カスタムプロファイルは program data から削除されません。3.0 または 4.0 から 4.0.1 へ更新した場合、古いデフォルトプロファイル(名前にスペースがないもの、例: “Titanium(Default)”)が、新しいプロファイル(例: “Titanium (Default)”)と一緒に残っていることがあります。古いものは手動で削除しても問題ありません。既存の材料を正しく参照しているため、新しいもの(名前にスペースがある方)を使用してください。

 
 

🔽 ダウンロード

インターネットに接続できるPC から、下記の手順にてインストールプログラムをダウンロードすることができます

🔽 ダウンロード開始前に必ずご確認ください

  • マテリアライズソフトウェアをインストールしていないPCからでもダウンロードすることができます
  • 過去のバージョンのインストールプログラムもダウンロードできるようになっておりますが、予告なく公開を終了することがあります
  • 各ソフトウェアプロダクトのすべてのバージョンのご提供をお約束するものではありません。
  • 公開を終了及び完了したインストールプログラムは再配布いたしません。ダウンロードいただいたインストールプログラムはご自身でバックアップしていただきますよう、お願い申し上げます。
 
 

 

1. 
下記をご用意ください。

 

2. 
ウェブブラウザから https://passwords.materialise.com にアクセス。

 

3. 
ライセンスコードの欄にCCKを入力してログインをクリック。

CCKは半角英数字で、ハイフンも含め、お伝えしている通りに入力してください。

 

4. 
ライセンス情報ページが表示されます。
ダウンロードをクリック。

 

5. 
ソフトウェア ダウンロード ページが表示されます。
プルダウンメニューの【製品】と【バージョン】を次のように選択してダウンロードをクリック。

製品:Ansys Simulation
バージョン:Ansys Simulation 4.4.0

 

6. 
インストールプログラムのダウンロードが始まります。

🔽 ダウンロードがブロックされる場合【Google Chrome】

Google Chromeで弊社からインストールプログラムをダウンロードしようとすると、下記のようなメッセージが表示されることがあります。

  • 安全でないダウンロードがブロックされました

このメッセージは対象ファイルのダウンロード数が少ない場合に表示される、PC保護のためのウェブブラウザのセキュリティ機能の一部です。ソフトウェアリリース直後はダウンロード数が少ないため、タイミングによってはこのメッセージを避けることができません。

この問題の回避方法はこちらを参照してください。

 
 

🔽 ダウンロードがブロックされる場合【Microsoft Edge】

Microsoft Edgeで弊社からインストールプログラムをダウンロードしようとすると、下記のようなメッセージが表示されることがあります。

  • Magics_Simulation_setup_4.4.0.exe は一般的にダウンロードされていません。Magics_Simulation_setup_4.4.0.exe を開く前に、信頼できることを確認してください。

このメッセージは対象ファイルのダウンロード数が少ない場合に表示される、PC保護のためのウェブブラウザのセキュリティ機能の一部です。ソフトウェアリリース直後はダウンロード数が少ないため、タイミングによってはこのメッセージを避けることができません。

この問題の回避方法はこちらを参照してください。

 
 

 

7. 
ダウンロードしたインストールプログラムは、インストールするPCのデスクトップにコピーしてください。

ダウンロードするファイルの情報

ファイル名: Magics_Simulation_setup_4.4.0.exe
ファイルサイズ(ファイルのプロパティ): 2.15GB
ハッシュ値(SHA256): 5641EA775182EB3584484792BFBAC3CE219D99B906F2872267F0C7872C2C42A6

 
 
 

🔽 インストールとライセンスの有効化

バージョン3以前のMagics Simulationからのアップグレードユーザー様

Ansys Simulation 4.xは、古いバージョンの設定ファイルを使用しません。
Magics Simulation 3.03及びそれ以前のバージョンのMagics Simulationをお使いいただいているか、もしくは一度でも古いバージョンのMagics Simulationをインストールされた場合は、下記の2つの設定ファイルを別の場所に移動してからインストールしてください。

C:\ProgramData\Materialise\SimulationPlugin\CalibrationProfiles
C:\ProgramData\Materialise\SimulationPlugin\ThermalProfiles

 

 

🔽 インストール開始前に必ずご確認ください

  • マテリアライズソフトウェアをお使いいただくPCのデバイス名やWindowsのログイン・ユーザー名は、半角英数字とハイフンのみで設定してください
  • リモートデスクトップ等の遠隔操作でインストールやライセンス(再)有効化の作業をしないでください。
  • インストールを実行するには、管理者権限を持つユーザーとしてWindowsにログインしている必要があります。
  • インストールの前に、他のアプリケーションをすべて終了するようお勧めします。
  • インストールの前に、必ず設定ファイルを保存してバックアップしてください。
  • アンチウイルスやエンドポイントセキュリティなどのセキュリティ関連ソフトウェアは、可能な限り一時停止した状態でインストールしてください。詳細はこちらをご参照ください。
  • DELL社のPCをお使いの場合は、DELL Backup & Recovery (バックアップ&リカバリ)というプリンストールソフトウェアを、事前に必ずアンインストールしてください。
  • 何らかの理由でインストールができない場合、まずはこちらこちらをご参照いただき、それでも解消しない場合は技術サポート窓口宛にお問い合わせください。
 
 

 

1. 
ライセンスに関わらず、Ansys Simulationを動作させたいPCのデスクトップにAnsys Simulationのインストールプログラムをコピーし、インストールプログラムをダブルクリック

 

2. 
次へをクリック。

 

3. 
Materialise ソフトウェア 使用許諾契約に同意いただき次へをクリック。

 

4. 
インストールが始まります。
インストールに時間が掛かる(進行が遅い)場合がありますが、慌てずお待ちください

 

5. 
インストールが完了すると、この画面が表示されます。完了をクリック。

 

6. 
PCを再起動(ログオフだけでは不可)。

 

7. 
Ansys Simulationのライセンスを有効化することで、お使いいただけるようになります。Ansys SimulationのCCKの管理のされ方によって、下記の2通りの方法があります。

  • MagicsとAnsys Simulationは同じCCKで管理されている
    Basicライセンスの場合もこちらです。Magicsのライセンスを再有効化してください。
     
  • Ansys SimulationのCCKが単体で発行されている
    組み合わせてお使いになるMagicsのライセンス有効化の手順の、複数のCCKをお持ちの場合をご参照ください。
 
 

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