ソフトウェアをインストールできない原因は様々ですが、一般的な現象と解決方法は下記の通りです。
01. 「WindowsによってPCが保護されました」と表示されます
こちらをご参照ください。
02. 対象のOSではない
- Windows 11 Pro / Enterprise … Magics 26.0以上が対応しております。
- Windows 10 Pro / Enterprise ... Magics 20.0以上が対応しております。
- Windows 7 Professional ... Magics 15.0~23.1まで対応しております。
その他、システム要件及びこちらをご参照いただき、動作/サポート対象のOSに対してインストールをお願いします。
03. 外付けHDD/SSDが接続されている
外付けHDD/SSDを取り外したうえで、再度お試しください。
04. インストーラーが破損している
マテリアライズソフトウェアのダウンロードの際、何らかの事情でダウンロードが中断され、結果として不完全な状態のインストーラーがお手元に残る場合があります。あまりに不完全な場合はインストーラーが壊れているというメッセージが表示されますが、ごく僅かな場合はインストールプロセスが途中まで進みますが途中で中断されるということもあります。
File was corrupted. Please, try to download it again.
このメッセージが表示される場合は、インストールいただいたインストーラーが破損している可能性があります。お手数おかけ致しますが、各ソフトウェアのリリース情報に記載のインストーラーのファイルサイズと、お手元のインストーラーのファイルサイズをご確認いただくか、同じくリリース情報に記載のチェックサム等を使用してファイルの完全性をご確認いただき、不完全な場合は再度ダウンロードしていただき、お試しください。
05. 必要なDLLやライブラリがインストールされていない
マテリアライズソフトウェアの動作に必要なDLLやライブラリ等がインストールされていない場合、途中までインストールは進みますが途中でロールバックしてしまうことがあります。
下記DLLをインストールした後に再度お試しください。
- Microsoft Visual Studio 2015-2022 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ (ダイレクトリンクです)
https://aka.ms/vs/17/release/VC_redist.x64.exe
- Microsoft .NET framework 4.8
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4503548/microsoft-net-framework-4-8-offline-installer-for-windows
- バージョン1903以上のWindows 10には.NET framework 4.8がプリインストールされています。
- Windows 11には.NET framework 4.8がプリインストールされています。
06. グラフィックボードのドライバがインストールされていない
Intel HDなどCPU内蔵GPU(オンボードグラフィックス)と、NVIDIA GeForce/QuadroやAMD RADEON RX/RADEON PROなど拡張スロットに接続されたグラフィックボード(ディスクリートグラフィックス)の両方を利用できる場合に、しばしば発生します。現象としては、インストールの途中で「操作に失敗」と表示され、インストールが中断されます。
PCの構成に対し、グラフィックボードのドライバが正しくインストールされているかご確認ください。
07. Windows Updateの適用が待機状態になっている
貴社のPCの運用方法等によりますが、Windows Updateの適用が待機状態になっている場合に、しばしば発生します。
こちらの累積更新プログラムをご参照ください。
08. テンポラリフォルダの空き容量が不足している
現在Windows 10にログインしているユーザー・アカウントに割り当てられている、SSD/HDDのテンポラリフォルダの空き容量が不足している可能性があります。
下記手順の通り、テンポラリフォルダをクリアした後、お試しください。
- Windows 10のスタートメニューから Windows システムツール > ファイル名を指定して実行 を探す
-
名前に %temp% と入力してOKをクリック
- テンポラリフォルダの内容が表示されるので、全てのファイルを選択して削除
09. DVD等からインストールしようとすると「アクセス拒否」と表示される
DVDやUSBメモリ等からインストーラーを実行しようとした際に、アクセス拒否と表示されるだけでインストーラーが起動しないことがあります。この場合、貴社のシステム管理上、外部入力機器に使用制限が掛かっている可能性が考えられます。貴社のシステム管理者の方にご確認ください。
10. Windowsのログインユーザーがインストールの権限を持っていない
貴社のシステム管理上のアクセス制限と考えられます。システム管理者の方にご確認ください。
11. Windowsのインストーラ サービスが実行されていない
下記手順にて確認と、サービスの開始をお試しください。
-
Windows 10のスタートメニューから Windows システムツール > ファイル名を指定して実行 を探す
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名前に services.msc と入力してOKをクリック
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サービス (ローカル)のリストでWindows Installerを選択して右クリックし、メニューからプロパティを選択
【注意】名前はよく似ていますがWindows Insider サービスではありません。
-
スタートアップの種類が無効に設定されている場合は、手動を選択
(最初から手動だった場合は何もせず次の項目へ)
- サービス (ローカル)のリストでWindows Installerが選択されている状態で、画面左上のサービスの開始をクリック