<ステップ2> IPポートを開放・確認

Update: 2021.04.27

フローティングライセンスサーバーをインストールする過程でIPポート7000番と7010番を開放する設定を自動的に行いますので、改めて設定する必要はありません。

下記手順は設定の確認と、設定を変更したい場合にご一読ください。

 

フローティングライセンスサーバーはクライアントPCとの通信にIPポート 7000番及び7010番を使用しますが、多くの場合どちらもファイアウォールに「閉じられて」いるので「開く」必要があります。

IPポート7000 番や7010 番を既に使用している場合は、フローティングライセンスで使用するIPポート番号を変更してください。その場合はフローティングライセンスサーバーとの通信設定の際、ポート番号に同じ数値を入力してください。

本手順はWindows10 Pro/Enterprise バージョン1909~20H2かつ、Windows Defender ファイアウォールでの設定です。他のOSやWindows10でも異なるバージョン及び、他のファイアウォールをお使いの場合は、この限りではありません。

 

IPポートの開放及び確認の手順

この設定はフローティングライセンスサーバーPC のみで行います。

  1. Windowsファイアウォールの設定画面を開きます。OSにより若干異なります。
    • Windows7
      スタートボタン > Windows管理ツール > Windows ファイアウォール を選択。
      その後、左のメニューから詳細設定をクリック。

       
    • Windows10
      スタートボタン > 設定 > ネットワークとインターネット > 状態 > Windows ファイアウォール を選択。
      その後、ファイアウォールとネットワーク保護 > 詳細設定 を選択。

       
  2. 左のメニューから受信の規則をクリック。

     
  3. 右のメニューから新しい規則をクリック。

     
  4. ポートをクリックして次へ

     
  5. TCPを選択し、続けて特定のローカルポート7000を入力して次へ

     
  6. 接続を許可するをクリックして次へ

     
  7. ドメインプライベートパブリック、全てのチェックボックスを有効にして次へ

     
  8. この設定に名前を付けて完了をクリック。名前は表示に使用するだけなので、特に決まりはありません。

     
  9. 受信の規則のリストで先ほど保存した設定を選択して、マウス右クリックで表示されるメニューからプロパティを選択。

     
  10. プログラムおよびサービスという名前のタブを有効にし、プログラムの項目から次のプログラムを選択。
    下記のexeファイルを指定してください。
    C:\Program Files\Materialise\Floating License Server\LicSrvFS60.exe

     
  11. 上記2~10の手順にて特定のローカルポート7010の設定も登録してください。
    このとき手順11では下記のexeファイルを指定してください。
    C:\Program Files\Materialise\Floating License Server\7.0\MatLicenseServer.exe

 

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