フローティングライセンスサーバーをインストールする過程でIPポート7000番と7010番を開放する設定を自動的に行いますので、改めて設定する必要はありません。
下記手順は設定の確認と、設定を変更したい場合にご一読ください。
フローティングライセンスサーバーはクライアントPCとの通信にIPポート 7000番及び7010番を使用しますが、多くの場合どちらもファイアウォールに「閉じられて」いるので「開く」必要があります。
IPポート7000 番や7010 番を既に使用している場合は、フローティングライセンスで使用するIPポート番号を変更してください。その場合はフローティングライセンスサーバーとの通信設定の際、ポート番号に同じ数値を入力してください。
本手順はWindows10 Pro/Enterprise バージョン1909~20H2かつ、Windows Defender ファイアウォールでの設定です。他のOSやWindows10でも異なるバージョン及び、他のファイアウォールをお使いの場合は、この限りではありません。
IPポートの開放及び確認の手順
この設定はフローティングライセンスサーバーPC のみで行います。
- Windowsファイアウォールの設定画面を開きます。OSにより若干異なります。
- Windows7
スタートボタン > Windows管理ツール > Windows ファイアウォール を選択。
その後、左のメニューから詳細設定をクリック。
- Windows10
スタートボタン > 設定 > ネットワークとインターネット > 状態 > Windows ファイアウォール を選択。
その後、ファイアウォールとネットワーク保護 > 詳細設定 を選択。
- Windows7
- 左のメニューから受信の規則をクリック。
- 右のメニューから新しい規則をクリック。
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ポートをクリックして次へ。
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TCPを選択し、続けて特定のローカルポートに7000を入力して次へ。
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接続を許可するをクリックして次へ。
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ドメイン、プライベート、パブリック、全てのチェックボックスを有効にして次へ。
- この設定に名前を付けて完了をクリック。名前は表示に使用するだけなので、特に決まりはありません。
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受信の規則のリストで先ほど保存した設定を選択して、マウス右クリックで表示されるメニューからプロパティを選択。
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プログラムおよびサービスという名前のタブを有効にし、プログラムの項目から次のプログラムを選択。
下記のexeファイルを指定してください。
C:\Program Files\Materialise\Floating License Server\LicSrvFS60.exe
- 上記2~10の手順にて特定のローカルポートが7010の設定も登録してください。
このとき手順11では下記のexeファイルを指定してください。
C:\Program Files\Materialise\Floating License Server\7.0\MatLicenseServer.exe